転職軸とは?転職活動に必要な転職軸の作り方と活用の仕方を徹底解説

転職のやり方

このブログをご覧いただいている方は既に転職を考えている、あるいは少なくとも転職に興味がある方だと思います。転職活動を開始する際、転職を通じて何が欲しいのか?そして最終的に何を目指したい のか?という転職軸をまず自分の中ではっきりさせておく必要があります。

 この転職軸を明確にして前に進んでいけば転職を通じて自分のキャリアを上手く築けることが出来て結果的に非常に面白い人生を送る事が出来ます。

しかしこの転職軸がないと転職後に自分の仕事が上手く行かなくなった時実際自分が転職により求めていたものは何だったのか?という状況になります。そして転職軸がなく現状から逃れたいという理由だけで転職活動をすると転職先を選ぶ時はもちろん、転職した後自分の希望と違った会社を転職先として選ぶ可能性もありこれなら転職しない方が良かったという事になります。

  私も30代で1回、40代で3回、そして50代で1回の合計5回の過去に転職をしました。どの年代における転職でも転職先を決めるという事は自分の将来を決める事であり決断をする時に迷うのは当然の事です。実際に私も転職活動中は迷いの連続でした。

 転職活動においてよりどころとなり最終的な判断軸となるのがこの転職軸です。この転職軸を明確にして活動した結果私も転職活動に成功したという実感を持っています。

 今回の記事は転職軸とは何か、転職軸がなぜ必要か、その作り方と自己分析の仕方、最後に転職面接で自分の転職軸を聞かれた時に内定に結びつける為にどのような事を注意してこの転職軸を面接で回答すれば良いかをのノウハウを順番に解説します。

転職軸とは何か? 転職動機との違い:

 転職軸とは一言で言うと転職の目的でありそれを達成した時に自分があるべき姿、なりたい姿になれる事を言います。しかし転職をする際にこの転職軸はよく転職動機と混同されて解釈されがちです。

 分かり易く転職軸と転職動機の違いを例を挙げて説明すると下記のようになります。

転職軸:

  1. 転職により自分がやりたい仕事ができる。
  2. 転職により年収が上がる。
  3. 転職により自分のポジションを今より上げる。
  4. 転職により海外や自分の希望する場所で働くことができる。
  5. 転職により仕事より生活を重視した働き方と生き方ができる。

 つまり、転職軸とは転職の目的であり転職した後に何を達成するかと言う目標の事です。

転職動機:

  1. 今の仕事がつらい、耐えられないから転職したい
  2. 上司との関係が合わず辛いから転職したい
  3. 同期入社の者が先に昇格して辛いから転職したい

 つまり、転職軸は転職を通じて何を達成したいかまでの目標まで含んだ目的に対して転職動機は転職をしたいきっかけにすぎません。

 この点は皆分かっているようですが実際仕事で嫌な事があったり悩んでいる状況が続くとこの転職軸と転職動機が混同されるケースも現実的に起こります。この点は十分に気を付けて下さい

転職や転職活動を行う上で転職軸が必要な理由とそのメリット

 転職軸がなぜ転職活動に必要であるかと言う事と転職軸を決める事の具体的なメリットを整理すると下記の通りとなります。

転職活動において迷いを払拭して納得が行く決断が出来る

 転職活動を行う上で、なぜ転職軸が必要かというと転職にはリスクが伴い転職活動を開始してからは常に迷いがつきまとうからです。

 転職活動中に色々なポジションが紹介され応募する事になりますがそれに対して家族や親が反対したり、いざ転職するとなると自分自身にも沢山の不安が襲ってきます。本当に転職して大丈夫か? 今の会社にいた方が長い目で見て安全ではないだろうか?転職に失敗して家族を露頭に迷わさないか?これは誰にでもある事です。

 しかしこのケースで最終判断の根拠と原点になるのが転職軸です。色々不安はあるが私の転職の目的、自分の達成したい事はこれだという転職軸があれば最終的に正しい判断と決断に到達します。それだけでなく、転職軸は転職活動を継続させる根本的なエネルギーにもなります。

会社選びの基準になる

 転職軸を決めておくと、自分に合う会社と合わない会社を見極められるようになります。さまざまな会社のなかから自分に合う会社だけにエントリーをすればいいので、効率的に就職活動が進められるようにもなります。

 逆に転職軸を決めていないと、自分に合わない会社に内定承諾の返事をしてしまうかもしれません。そうなると入社後にミスマッチを感じ、また転職をしなくてはならない状況に陥ってしまう恐れが出てきます。

 転職活動中は魅力的な条件の会社に心を惹かれてしまうときもありますが、転職軸を決めて自分に合った会社を見つける事が転職先選びの間違いを避けるベストな方法です。

書類選考や面接の対策になる

 転職軸を決めるということは、転職の目的や希望条件を言語化することともいえます。

 なぜなら、エントリーシートの記入や面接の際に「なぜ転職をするのか」「転職によって何を実現したいのか」といった問いにはっきりと答えられるようになるためです。

 転職希望者は自分と合う会社に転職したいと考えていますが、会社側も自社に合った人を採用したいと考えています。

 会社側に転職軸を明確に伝えられれば、ミスマッチが避けられ、書類選考や面接をパスし、内定を獲得できる可能性も高まります。

転職後のミスマッチが防げる

 転職軸を定めることで、仕事や会社選びのミスマッチを防止することが可能です。

 転職先で大切にしていることを明確にしていれば、数ある条件のなかから自分に合った会社を選べるメリットがあります。

 転職軸を決まていない場合、入社後に「想像とは違っていた」「前の会社のほうが働きやすかった」などと、ミスマッチが起こり、早期退職につながるリスクもあります。

 譲れない条件を深掘り、転職軸を最初から明確にしておく事でミスマッチのない転職を実現する事が出来ます。

自分の転職軸を確認する方法 

 それでは次に自分の転職軸を確認する方法を説明します。以下の順番で転職の目的(軸)を確認してみて下さい。

  1. 転職する目的は何か。それにより将来何を達成したいのか。

2. それは動機でなく目的であることは間違いないか

3. それを何時までの達成したいか

4. その為にどのような行動を今行う必要があるのか?

基本的に転職軸は自分で考えるべき事ですが他の方のもアドバイスが欲しい場合は信頼のおける誰かに意見を聞いてみてもよいでしょう。(但し今在籍している会社の上司や同僚はリスクがあるので止めておいて方が無難です。)

 ただ、注意しなければいけないのが転職に対してネガティブな考え方の方(例えば生活を心配する家族や転職を一度もしたことが無い方)もいると思いますのでそれは一つの意見としてとらえ最終的には自分で決めて下さい。そうでないと上手く行かなかった場合大きな悔いが残る事になります。

転職を行う上で一番大切な事はこの転職軸です。自分の中でよく考え抜いてこの転職軸が構築できるか確認してみてください。そしてこの転職軸が確立できた方は今が行動開始の時だと思います。

転職軸を決める時の自己分析のやり方

 転職軸を確認する時は自己分析が欠かせません。自己分析によって、これまでの仕事の経験やライフスタイルを振り返ることにより、働くうえで大切にしたいことや、自分に向いている働き方を言語化することができます。

転職軸を見つけるための自己分析のステップは次の通りです。ステップごとに詳しく見ていきましょう。

  1. 転職を決意した理由を書き出す
  2. これまでの仕事の経験などを書き出す
  3. キャリアプランを書き出す
  4. 希望条件を書き出す
  5. 優先順位をつける

①転職を決意した理由を書き出す

 まずは、転職したい理由を可視化させます。ここで大切なのは、例えば「現職(前職)に不満があったから」という理由が思いついた場合、現職(前職)の何に不満を感じているのか、具体的に洗い出してみることです。

 現職の不満を解消したいという理由だけで転職をしてしまうと、転職先でも同じことを感じたときに、また転職をしたくなってしまうかもしれません。つまり転職の悪循環にはまってしまう恐れがあります。

 また、現職を退職していない場合は、不満に感じていることを上司に具体的に伝えれば、改善するために動いてくれるかもしれません。現職の問題が解決されれば、転職する必要性はなくなるでしょう。

 つまり、現職の不満を解消して最終的に転職により何を達成したいかの目的と目標を明確にして下さい。

②これまでの仕事の経験などを書き出す

 続いて、これまでの仕事の経験などを振り返ってみます。振り返り方が分からない人は、次の3つを書き出してみましょう。自分の仕事に対する思いをより深く見つめ直すことができるはずです。

  • 日々の暮らしのなかで大切にしたいもの、大切にしているもの
  • 仕事のなかで成功したこと、失敗したこと、自分が成長したと感じたことなど
  • どうしてもやりたくない仕事、苦手な仕事

③キャリアプランを書き出す

 これまでの仕事の経験などを振り返ったら次にキャリアプランを可視化させます。キャリアプランとは、どのような仕事や働き方をしたいかを計画することです。

 ポジションや収入、資格、スキルなどについて、実際に達成できるかどうかは別として、 1年後、3年後、5年後、10年後ごとに目標を設定し書き出してみましょう。

④希望条件を書き出す

①~④がまとまったら次に希望条件を書き出します。希望条件を書き出すときのコツは、できるだけ具体的、かつ詳細にすることです。

たとえば、「休みが多いほうがよい」という大まかな条件ではなく、「完全週休2日制で土日・祝日は必ず休みたい」のように明確な希望条件を書き出すことが大切です。

 年収であれば、「最低〇〇〇万円、希望〇〇〇万円以上」と最低収入と希望年収を可視化させることで、転職先を見つけやすくなります。

⑤優先順位をつける

 希望条件を書き出したら、MUST条件とWANT条件とに分類します。

  • MUST条件(必要条件):必ず実現したいこと
  • WANT条件(十分条件):できれば実現したいこと

 分類をしたら、MUST条件とWANT条件のなかでそれぞれ優先順位をつけましょう。優先順位を決められないときは、以下のことに向き合ってみてください。

  • 条件が必要となる経験があったのか
  • 条件を満たすことで現状を変えられるのか
  • その条件によって満足できるか など

 以上の分析よりMUST条件のなかで最も優先順位が高くなった事が仕事選びでもっとも大切な条件、つまり転職軸となります。

 以上の自己分析を行い自分が考えている転職軸が本当に自分が思っている、そして自分のスキルに合った転職軸かを確認した上で転職活動を開始して下さい。

転職軸の例

ここからは、要素ごとに、転職軸となる項目を例示します。

仕事内容に関する転職軸の例

まず仕事内容で転職軸を考えてみましょう。 例えば

  • 前職やそれ以前の経験を生かせる
  • 自分の得意分野や資格を生かせる
  • 習得している語学の知識を生かせる
  • キャリアアップをめざせる
  • 仕事を進めやすい環境が整っている
  • より専門的な仕事ができる
  • 未経験でもチャレンジしやすい
  • 海外進出の機会がある

など

 基本的には、いま自分が持っている知識やスキルを土台にし、さらにキャリアを積んでいけるかどうかなどが軸にしやすいポイントと考えられます。

収入に関する転職軸の例

 次に収入についての転職軸は、次のような例が挙げられます。

  • 希望する年収や月収が見込める
  • 賞与や手当の制度が充実している
  • 正当に評価してもらえる制度がある
  • 評価が報酬に反映される仕組みが整っている
  • 褒賞(インセンティブ)制度がある

など

 どれほど職種や仕事内容が魅力的でも、給与に不満がある状況ではワークライフバランスを崩しやすく、長続きしないおそれがあります。現在の収入と比較し、希望する収入や給与制度などを整理して転職軸の内容を具体化しておきましょう。

勤務形態に関する内容

3つめは、どのように働くかといった勤務形態に関しての転職軸です。

  • 勤務地の希望が通り、転勤がない
  • 正社員になれる
  • 育児のための短時間勤務に対応できる
  • 副業が可能
  • リモートワークが可能
  • フレックスタイム制を使える
  • 自家用車で通勤できる

など

 とくに育児や介護などを必要とする家庭環境では、こうした勤務形態に関する転職軸は重要性を増します。個々の事情によってさまざまなため、転職を機に希望を整理するのもおすすめです。

ワークライフバランス・福利厚生に関する内容

4つめは、ワークライフバランスを実現するために設けたい転職軸です。

  • 週休2日制
  • 産休や育休を取りやすい
  • 有給休暇が取りやすい
  • 特別休暇の制度がある
  • 退職金制度がある
  • 企業年金や確定拠出年金がある
  • 残業が少ない

 仕事のパフォーマンスを上げるためには、プライベートの時間も充実させなければなりません。リフレッシュするための休暇制度がある、あるいは将来に向けた積立がしやすい制度が整っていれば、安心して転職先に選べます。

経営方針に関する内容

最後に、転職先企業の経営方針についても、転職軸を持つことが大切です。

  • 上場企業である
  • 外資系である
  • 風通しのよい企業風土である
  • 管理職への女性登用がさかん
  • 従業員数が多い
  • 経営幹部とのコミュニケーションを取る機会がある

 企業風土などについては抽象的な要素ではあるものの、これらの転職軸を持っておくと、価値観の相違などを起こさず、長く働ける企業かどうかを判断できます。

最後は一つに絞った方が迷いが無くなる

以上、転職軸つまり転職の目的は幾つかありますが転職活動を行う上で全ての目的を達成出来る会社は多くありません。又、転職軸を複数にすると転職先を選ぶ時に際迷いが出てきます。

 よって、どうしても複数の転職目的があるのであれば以下の通り転職軸二つまでに絞り優先順位をつけて転職活動を行うようにして下さい。

第一転職軸:絶対譲れない転職目的

第二転職軸:第一転職軸に加え可能であれば得たい目的。

 決断する時はこの第二転職軸が第一転職軸と相反する条件になるかどうかを確認した上で相反する場合は入社を止める。両立する場合は入社を決めるというルールを作っておくと明確な判断が出来るようになります。

転職面接における転職軸の回答の仕方

 最後に、実際の転職活動で必須となる面接において自分の転職軸を聞かれた場合の回答の仕方を説明します。詳しくは以下の記事に解説していますのでこちらの記事を是非併せて読んでみて下さい。

【転職軸】回答例 面接で成功する方法 | 転職の伝説 (biz-legend.com)

まとめ

 転職軸は、転職活動を効果的に進めるための重要な要素です。転職軸を作ると転職先を選ぶ基準にできるほか、転職後のミスマッチを防げるなど、さまざまなメリットがあります。ただ、実際に作る際には地道な作業が多く、手順で示すようにスムーズにはいかないかも知れません。

 その場合は転職エージェントを上手く使う事も一つの方法です。私が使った良い転職エージェントは下記ですので参考までにご紹介致します。

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 いずれも登録や相談は無料なのでこの転職軸の相談をするのと同時に一度コンサルタントに自分の今の市場価値や転職市場の現状等について情報を聞いてみるのも良い機会だと思います。

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                                  以上 

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