【転職 面接】面接で必ず聞かれる3パターンの質問と内定をゲット出来る対策を徹底解説 

転職のやり方

 転職面接で内定を取る為にはどのような準備と対策をすれば良いでしょうか?

 この面接対策については沢山の本やネットで情報が出ており皆さんはそれらの情報を元に面接対策をされていると思います。

 しかし、本当の事を言うと中途採用の面接は経歴やスペックなどで大部分が決まってしまうのではなく、スポーツの試合と同じで相手を知り作戦をしっかりとたて練習を積んだ者が勝てる、つまり内定をゲットできるという事です。

 なぜなら転職活動で最終的に内定をもらえるかどうかはわずか2回~3回、時間にして2~3時間の面接で如何に高い評価を得て、採用側に是非欲しいと思わせるかにかかっているからです。

 そしてこの面接という3回選の試合を勝ち抜けば優勝、すなわち内定を得られると言えます。

 一方で正直な事を言えば企業側も初対面の人の採用を検討する場合1時間ほどの面接でその人の実力の全てが分かるわけではありません。

 だからこそこの短い時間に内定を得られる人物を演じきった者だけが内定をもらえるということになります。

 私は38歳の時に最初の転職をし、その後40代で3回、50代で最後の合計5回の転職をしました。そして、その中で数多くの面接をクリアして内定を得てきました。

 一方で現在は役員として中途採用者の最終面接官として面接を行っておりどのような候補者なら必ず採用するという基準も持ち合わせています。

 この記事は転職面接において必ず内定まで取れる対策と、そしてその準備の方法を私の上記の実体験に基づき解説致します。

面接のプロセスと各面接の目的

 まず、通常の面接のプロセスから解説します。

 転職面接は通常であれば3回、あるいは会社によっては2回で内定を出す会社も増えてきます。いずれにせよ多くても合計3回の面接で内定を出す会社会がほとんどです。

 よって、この多くて3回、各面接一回あたり約一時間、合計3時間の面接に対してしっかり準備と対策をたて面接官に対して「この人が欲しい」と思わせる人材を演じきったものが勝ちます。 

 まず最初にこの3回の面接の目的とそれぞれの面接でどのようなレベルの方が面接を行うかを説明します。

 私も過去数多くの面接を受け、一方で合計 5社で採用側として中途採用を行いましたが殆どの会社の面接の方式は以下も3つのステップに集約されると考えて良いと思います。

1次面接:

 主に人事部や採用部署の担当者が面接官になります。

 目的は候補者の確認、つまり実際に候補者に面談して志望動機や退職理由、本人のスキルや適正を職務経歴書に照らし合わせて確認し次の面接に上げるかどうかを判断します。

2次面接:

 募集ポジションの責任者あるいは上司になる方が面接官になります。

 候補者の実務能力や適正は勿論、考え方や性格を確認し実際に採用した場合使える人物かどうか、そしてその会社のカルチャーに合うかどうかを判断します。

最終面接:

 その会社の役員や経営幹部が面接官となります。

 既に1次、2次面接の結果は面接官に報告されていますので経営層から見てその評価が間違いないかどうかを確認します。

 そして経営観点から見てその人を採用して将来にわたり会社に貢献してくれるか。本当に会社の方針を理解して長く活躍してくれる人物かどうかを経営側の観点から最終判断をして内定を出します。

 以上の各段階の面接の趣旨を理解してそれぞれの面接で採用したい人材を約1時間で演じきれば内定を入手できるということです。

 逆に言えばものすごく有能でスキルのある人でも各面接の趣旨を理解していなかったり、 面接で上手に振る舞えなければ不合格になります。

 あるいはその候補者が多少能力的にライバルより劣っていても面接の自己PRが抜群に上手ければ合格するという事が現実だという事を認識して下さい。

面接で必ず聞かれる質問3パターン。この質問に対して対策をすれば勝てる

 それではどの段階の面接でもここだけをしっかり押さえて準備しておけば大丈夫だという転職面接で聞かれる質問の主な3パターンを紹介します。

 これは私が過去40年の間に転職者として5回の転職をして面接を受けた経験、そして最終面接官として実際に面接を行っている実態からまとめたものです。大体どの会社の面接の質問も殆どがこの3パターンが中心となり候補者を評価しています。

 よってこの3パターンの質問の趣旨をしっかり理解し想定質問と回答を準備し本番を想定した一人リハーサルを何度もやり本場で欲しい人材を演じきれば面接は勝てます。

 一方で、たまにこの3つの枠から外れたトリッキーな質問を出す面接官もまれにいますが、上手く答えられなくても焦らずこの3パターンで回答した回答の趣旨と一貫性を持たせた自分なりの回答を返せば大丈夫です。

 この場合面接官は回答の内容の成否より  トリッキーな質問に対してどう対処するかを見ています。よってロジカルで筋が通った回答であれば正解でなくても評価を得られると理解して下さい。

①退職理由・志望理由に関する質問

 この質問は基本です、だいたい面接の最初に聞かれます。

例えば

・現職の会社をなぜ退職するのですか?

・なぜ転職したいのですか?

・なぜ、当社のこのポジションに興味を持ったのですか?

 あえて、明確にいいますが退職理由や転職理由に関する質問に対して本音で答える必要はありません。

 ほとんどの方の本音は、給与が低い、今の仕事が嫌だ、人間関係が嫌だの3つです。

 実は会社側もこの本音の理由はある程度分かった上でこの質問をしています。

 もっと言えば、会社側は転職理由をどのように次の会社に生かすかという回答を期待している為、逆にネガテイブになる本当の理由を面接で正直に答えるとかなり高い確率で面接に落ちます。

 なぜなら、いくら本当の事といえども公式の面接の場でそのようなネガテイブな本音を言うと会社としては新たに採用する候補者として 不適格と判断せざるを得ないからです。

 よって、あえて本音には触れずに現状の仕事より自分のやりたい事をやりたかった!とか、業界の将来を考え是非御社で活躍したい!等という前向きな理由を組み立ててください。

 重要な事はそれが本音かどうかということでなく、言っている事がロジカルで筋が通っているかどうかです。

 そしてその理由が面接官からみて突っ込みどころがなく、納得できる内容にすればOkです。

②過去の仕事の実績

 次に聞かれるのが現職での仕事の内容や、過去に働いた複数の会社での経験に関する質問です。

例えば

・現職の会社での仕事の内容と実績を教えてください

・過去の仕事の中での成功例を教えてください。

・自分のビジネスパーソンとしての強み弱みは何ですか?

 この質問の趣旨は以下の2点を確認する事です。

・候補者が過去どのような実績を作り募集している業務をこなせるスキルをもっているか?  

・そして採用後にその経験とスキルがどれだけ再現性をもって入社後生かせる人物かどうか? 

 そしてこの質問に対して面接官の高評価を得る為には下記のような手順で回答をするこことです。

・面接官は既に職務経歴書は見ているのでまず今回の募集ポジションで要求されている経験やスキルに該当している経歴に絞って説明する。

・実績についてはどんなに小さな実績でも自分が考えて、組み立てて、周りをどう巻き込み、自分が中心となって一つの成果を出したという具体性を入れて説明する。

・そして注意する事としてあくまで自慢話のようなニュアンスにはせず、成果を出すまでに苦労したことや悩んだ事、そして具体的にそれをどう解決したかのエピソードを入れる。

・そして最終的に自分の今までの経験や実績が今回募集するポジションで求められる条件に結び付き、採用された場合その経験とスキルを再現できるという事を説明する。

 以上のポイントを押さえて事前に回答を作り何度も練習を重ね本番でスラスラと説明する事が出来れば面接官の心にささり、この候補者を是非採用してみたいという評価に繋がります。。

③応募ポジションへの適正に関する質問

 応募先企業にとってはこのポイントが一番重要になってきます。

 ①、②の質問をクリアした前提で最終的にこの質問に対する答え方次第で合否が決まります。

具体的には以下のような質問をされます。

・このポジションは○○という業務が含まれますが、その経験はどれくらいお持ちですか?

・この業界は未経験だと思いますが、どのようにスキルを身に付けて活躍する事を考えていますか?

・自分のキャリアプラン、5年後のキャリアをどう考えていますか? 

(注:この質問は候補者の継続性を確認する質問です。つまり応募企業で5年後どのように活躍しているか? 少なくとも5年以上は働いてくれるか?を企業側が別の言い方を使って確認する為の質問です)

この質問に対する回答は下記の対応を行えば問題ありません。

・求人の募集条件はもちろんこのポジションの募集背景、このポジションに求められる仕事の具体的な内容をしっかり調べ、どんな聞き方をされても求める人材像にあうように答える内容を準備して説明出来る練習を何度もしてスラスラ説明出来るようにしておく。

・前述した通り自分の今までの経験とスキルが募集ポジションで再現性があり 採用されたら直ぐ活躍できるという回答を準備して説明出来るよう練習をしておく。

 以上面接で聞かれる主な3つの質問のパターンとその対処方法を説明しましたが、いずれのパターンの質問に対しても共通して言える事はまず3つの質問に対する回答を事前に準備すること、そしてこう聞かれたらこう答えるという想定問答集を事前に作っておきそれを本番ですらすら言えるくらい練習をしておくことです。

 尚、この3パターンの中で質問頻度が高いと思われる個別の質問に対する回答方法も下記記事で解説しましたので併せて読んでみて下さい。

関連記事:

【転職面接】内定獲得の為の面接用キャリアプランの答え方 | 転職の伝説 (biz-legend.com)

【転職軸】回答例 面接で成功する方法 | 転職の伝説 (biz-legend.com) 

転職面接における逆質問について

 以上の面接官からの質問の他に逆に候補者から会社に対して質問を求めらあれる逆質問というものが転職面接にはあります。

 実はこの逆質問をどう答えるかも合否に影響する重要な要素となります。

この逆質問に対する対策は以下の記事で詳細を解説していますので以下の記事を参照してください。

関連記事 :

 【転職 面接】逆質問で成功する方法と内定に導く 質問例 | 転職の伝説 (biz-legend.com)

  

転職面接のの対策準備と具体的なやり方:

 以上、面接で勝つ対策と準備方法を説明してきました。繰り返しますが本番で実力を発揮する為には十分な準備、つまり練習が本当に大事であり必須です。

 私自身、転職する際は何度面接を経験して面接慣れしていても面接を受ける際は一人で自分の部屋にこもって一人リハーサルを何度もやって面接に臨みました。

この練習で意識したポイントは下記の5つです。

①主な質問3パターンに対する回答を準備してスラスラ言えるようにする

②各質問に付随した想定問答集を作りどのような質問でも答えられるようにする。

面接で相手の目を見て分かり易くゆっくり 話す

④どのような角度から質問されても答えの内容と趣旨は一貫させる。(質問のされ方で言っている事が変わらないとうにする)

 尚、練習で大事な事は実際の面接場所で実際の面接官が目の前に座っている前提で臨場感を出し本番と同じ感覚で練習することです。これにより本番で練習と同じパフォーマンスが出せるようになります。

 以上ですが、そういう私も最初に転職した時は慣れていない事や分からない事がが多く、アドバイスを頂くために最初に転職エージェントに相談しました。

 基本的には、上記の対策や準備は自分で行いますが、転職エージェントからも面接質問に関する色々なアドバイスを頂いたり、客観的にみてこのような事も付け加えたほうが良いというアドバイスも頂き内定獲得に向け力になって頂きました。

その時にお世話になったエージェントは下記ですので参考までに紹介します。

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 いずれも登録や相談は無料なので一度コンサルタントに面接のノウハウは勿論、自分の今の市場価値や転職市場の現状等について情報を聞いてみて下さい。

登録、相談は無料ですので是非一度会って話を聞いてみてください。

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まとめ

 転職面接はスポーツの試合と同じで短時間の勝負であり、作戦と対策を立ててしっかり練習をして本番で欲しい人材を演じきった人が勝ちます。

 今回は私の転職者としての経験及び、面接官の視点からこの内定を勝ち取れる転職対策を解説しました。

 手前みそですが、転職についてはこのやり方実践すれば殆どの面接は合格できると思います。

                                  以上

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