【30代転職】手遅れを防ぐ為に必ず確認する事

転職のやり方

今の会社生活は順調で自分は転職なんか必要ない! 

 あるいは暫く転職は考え無くて良い!

 と思っている人は多いと思います。

 今の仕事は順調!

 上司にも評価されている! 

 同僚や関連部署との関係も良好! 

 全て素晴らしい事ですね。

しかし、悪い状況がいつまでも続かないのと同じように良い状況もいつまでも続かないというのが世の中の常です。

 特に会社組織はある一定の期間をもって組織が変更されたり自分が部署を移動したりすることも良くあります。

 それと同時に自分の仕事や上司が変わり自分の周りの環境も必ず変化します。そして変化するのは社内の周囲の環境だけではありません。

 日本の雇用形態は終身雇用の終焉等で大きく変わろうとしており日本の企業の市場環境の変化も激しく自分の会社の業績や将来がいつどう変わるかは誰にも分からないと言っても過言ではありません。

この記事これらの状況を踏まえて30代になって自分が気が付かないうちにキャリアアップの為の転職ができなくなる二つのパターンと30代でこの転職のタイミングを逃して手遅れにならない為にやるべきことを解説致します。

 私は新卒から38歳まで大手企業に終身雇用と年功序列を信じて出世を目指して頑張っていましたが突然の会社の業績不振により転職せざるを得なくなり転職した経験を持っています。

 その後、自分の転職力を武器にして40代で 3回の転職、50代で1回の転職をして現在上場グループ会社の役員として還暦を超えた今でも現役で仕事を続けています。

 私が30代の時に転職して振り返ってみて分かった事実を前提にこの記事で転職出来なくなるパターンとその対策を詳しく解説して行きます。

 30代で転職するかどうか悩んでいる方やこれから転職する方は是非参考にして下さい。

30代で転職が手遅れとなる2つのパターン

パターン1:今まで一つの仕事や一つの部署でしか仕事をしてこなかった人

  一つ目のパターンは新卒から30代前半まで1つの会社の一つの部署で一生懸命一つの仕事をがんばってきた人です。

  例えば新卒で営業に配属され営業担当として30代に入るまで車の販売一筋に仕事を行い成績も優秀だったがゆえに長い期間その同じ仕事をやったような人です。

 会社はある一定の期間担当者としての業務を行った後、組織をマネジメントする役職を与えて昇格・昇給させるのが通常です。

 しかしこのパターンは物を売る事が得意だった社員だったがゆえに会社に重宝され長く同じ仕事をさせられた結果その会社のその仕事でしか結果を発揮できない専門職になってしまうパターンです。

 これは一つの例ですが、経理や人事等の管理系の仕事、技術者では一つの技術開発を得意だったがゆえに会社に30代まで続けさせられた人が該当します。

 通常の大企業であればどのような人でも年功序列の考え方より30代になるまで一定の昇格や昇格はしますがマネジメントスキルや他の仕事をする事によるスキルの柔軟性が無くなっている為このタイプは社内での昇格が30代で打ち止めになります。

 そして転職しようとしても30代で要求されるマネジメントスキルや他社でも柔軟に仕事が出来るという適応性が失われ転職先に活路を見出そうとしても転職先が中々見つからなくなります。

  なぜ、こういう事になるかというと企業が一番優先することは今いる人材を使ってどうやって最大限お金を稼ぐかという事だからです。

 表向きは教育や育成等という事が言われますが、個人のキャリアパスやライフスタイルはその人が稼いでくれているうちは会社はその業務を出来るだけ長く続けて欲しいというのがそしきとして正直なところです。

 だからこのままいけば将来ここまでだなと企業は分かっていてもそれを本人に伝えないでそのまま雇用し続けます。そして気が付いたら本人は転職出来ない年齢になっていたというパターンは良くあります。

パターン2  :  入社時に既に幹部候補の選抜が決まっているパターン

 このパターンはパターン1と少し違いますが終身雇用の前提で出世を信じて大企業で頑張っても会社によっては(特に歴史の古い大手企業)は20代で既に将来の幹部候補を決めている会社も多くあります。

 しかし、自分が幹部候補に選抜されているかどうかは会社が本人に伝える事はまずありません。皆さんが今どのような会社に属しているのかは分かりませんが、大手金融機関や総合商社等は良くこのパターンがあり30歳くらいまでに出世コースに乗るかどうかは一次選考的に決まっている会社も多いです。

 つまり、選考されない社員はその他集団のなかの社員の一人となります。勿論、出世だけが自分のキャリアの目的ではありませんがこれからの将来を考えて行かなければいけない30代の方がこの事を知らされずにただひたすらその会でしか通用しない経験とスキルを磨いて いざ40代になった時に自分が出世や大きな年収のアップは今後見込めないという事は良くあります。

 そして40を超えて全く準備をしておらず転職をしたいと思っても転職活動はかなり困難を極めます。

 以上は自分が順調と思っているけど実はキャリアが頭打ちになっている典型的なパターンです。

 ちなみに私が新卒の時に入社した大企業で一体何人の人が最終的に役員になったかの実例を。記の記事にまとめました。わずか1%です。この記事を是非併せて読んでみて下さい。

【大企業・出世競争】取締役になるのは1%!  転職は出世の大事な選択肢 !  | 転職の伝説 (biz-legend.com)

 以上の2パターンに当てはまっている人は要注意。

  以上の2パターンに当てはまる人は30代後半、40代に入っていきいざ自分の居場所や希望する将来がないと分かっても手遅れになる可能性があります。

 頑張っていれば必ず評価されるはず、給与も上がり続けるはず、そして雇用も保証されると考える人がいるかもしれませんが、これからの時代それは非常に危険な考え方です。企業にとって必要な人は誠実に頑張っている人でなく、会社に必要とされる能力を持ち年齢相応に評価され続ける人です。

30代の転職が手遅れにならい為に

 今の会社での仕事が順調に行っているという事は非常に素晴らしい事であり、今すぐ転職する必要はありません。しかし、会社はあくまで現状の業務を最適に行う事を最優先に考えており個人のスキルやキャリアアップ等を第一目的として社員に業務をやらせません。

  一方でこれからの日本企業の雇用形態は大きく変わってきており雇用の安全は担保されない時代になってきました。仕事が順調で会社の業績が良ければ今すぐ転職を考える必要はありませんが、変化が激しい現在状況はいつ変わるかわかりません。もっと言えばその会社が存続しても自分自身が社内移動や組織変更で仕事が変わったりしていつ転職せざるを得ない状況に陥るかわかりません。

 その時になって間に合わないようにするため定期的に自分の会社での位置づけを確認すること、そして何時でも転職出来るよう自分のキャリアアップを行って行く事をお勧めします

 そしてもう一つ大事な事は転職エージェントと転職サイトを活用して雇用市場で今どのような人材の需要が高いのか、そしてこれからの時代どのような人材が必要になってくるかという社会のニーズを常に知っておくことです。そしてその市場で働けるためにはどんなスキルや経験を持った人が実際に募集されているかという雇用市場の動きと自分のスキルや経験の構築がその市場のニーズとマッチして転職力が育成されているかどうかを確認する事です。

 仮にすぐ転職を考えていない人でも上記の事をやっておけばいざ転職する時に備えが万全であるだけでなく視野が広がり自分の不足している能力を磨くことが出来て今の仕事にも間違いなくプラスになります。是非、これらの事を実行して他社でも通用する転職力をつけてください。

ちなみに私が30代で初めて転職して非常に力になって頂いた転職エージェントは下記です。

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 いずれも登録や相談は無料なので一度コンサルタントに自分の今の市場価値や転職市場の現状等について情報を聞いてみて下さい。

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 尚、30代の転職のメリット・デメリット、そして実際にどのようにやれば30代の転職が成功するかは下記の記事で詳しく解説しましたので是非併せて読んでみて下さい。

【30代転職】メリット・デメリットと注意する事  | 転職の伝説 (biz-legend.com)

                                

                                         以上

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