同じようなスキルや職務経歴であるにも関わらずなぜか面接をクリアして多くの内定を入手する候補者もいれば、逆に何度面接を受けてもなかなか内定まで至らないという方もいます。
私は現在中途採用の最終面接の面接官をやっており今でも沢山の面接をしています。
今まで過去何百人もの候補者を面接してきましたが内定を取れる候補者には共通して対策していることがあります。
もちろん面接は応募する会社や面接する面接官との相性が大きく影響する事がありますが内定を取るために絶対にこれだけはやっておくべき下記６つの面接対策とマナー対策をこの記事でまとめましたので紹介します。
①第一印象を良くする
②スキルと経験が転職先で生かせる事を上手く説明する
③転職理由は必ず前向きに説明する
④逆質問をして自分の言いたい事を引き出し自分をアピールする
⑤十分な練習を繰り返し本番の面接をリードできる準備をする。
⑥言ってはいけない事を絶対言わない
転職面接のマナーと対策その①：第一印象を良くする。
これは大事です。１回あたりの面接は長くても1時間程度でその間に自分をアピールして最後は応募先の企業と握手する事がゴールになります。この限られた時間の勝負の中で面接室に入ってから最初の5分くらいの第一印象は非常に大事です。
この最初の印象が良ければ面接官は候補者に好感度を抱き採用しても良いかなという感覚からスタート出来その後はかなり有利に面接を進める事が出来ます。極端な場合最初の5分の印象や受け答えで合否をほぼ決定する場合もあります。
この第一印象を上げる為には清潔な身なりをするのは最低限必要です。それに加えて明るさを表に出して、最初の質問から明朗さと明確な受け答えを心がけて下さい。
これをやるだけで、第一印象は各段に良くなります。
転職面接のマナーと対策その②：スキルと経験が転職先で生かせる事を上手く説明する
職務経歴の説明を時系列に説明するだけでなく、今回の募集ポジションで求められている条件に合致する実績とスキルを中心に自分の職務経歴を説明して下さい。
そして与えられた裁量の中でどれだけ自分で考えてその仕事の成果や結果を自分でどう出したかを具体的に説明して下さい。
そうする事により採用側も入社しても同じ結果を出してくれると期待を持ちます。
そして募集しているポジションに自分のスキルや経験がどれだけマッチしているかを具体的に且つ過去の職務経歴からつなげてストーリーにして説明出来ると面接官はこの候補者が欲しいという気持ちが強くなります。
以上のポイントを抑えると面接官の心に刺さり紺候補者を採用してみたいという気持ちを持たせる事が出来ます。
転職面接のマナーと対策その③：転職理由は必ず前向きに説明する
転職理由について嘘はついては行けませんが、全て本当の事を言う必要もありません。
実は企業側も候補者が転職する本当の理由や本音は大体分かっておりそれを織り込んだうえで面接をします。
よって転職理由を説明する時のポイントはどんな理由でも他責にしない事。そして応募先企業に入ったら今の企業で出来なかった事を実現してその会社に貢献したいと前向きに回答すれば好印象を与えられます。
転職面接のマナーと対策その④：逆質問をして自分の言いたい事を引き出しアピールする
まず逆質問で絶対やってはいけない事はネットや募集要項を見れば分かる事を面接の場で聞く事です。これは応募先企業に対する関心度、志望度が低いと判断されます。仮に今まで面接が上手く進んでいても面接官は正直がっかりします。
一番良い質問は募集の背景とポジションの仕事内容の質問をして、それに対しする面接官の回答に対して自分はそれが出来るという事を逆に説明する流れを作るのがベストです。
尚、具体的な逆質問の仕方については下記の記事に詳しく解説していますのでこちらをご覧ください。
関連記事 ： 逆質問（面接一般）（10月近日 公開予定）
・逆質問 最終面接 （10月近日 公開予定）
転職の面接のマナーと対策その⑤：十分な練習を繰り返し本番の面接をリードできる準備をする
面接は役1時間の勝負でその中で相手と上手く立ち回り面接をリードして自分を上手く出せれば勝ちです。
その為には練習が必要です。練習と回数を重ねると面接は驚くほど上手くなります。ちなみに私は誰もいない部屋で一人で面接の想定質問をしてしゃべっていましたがこの訓練を十分積んだおかげで本番の受け答えは完璧になりました。
大事な事は実際にしゃべらないと訓練できないという事です。必ず声に出して面接官が実際目の前にいる臨場感を出して練習して下さい。
この練習により結果は大きく違ってきます。必ず練習と十分な準備をしてください
転職の面接のマナーと対策その⑥：言ってはいけない事を絶対言わない
せっかく面接が上手く進んでも以下の内容が出ると採用を見送りたくなります。気をつけるようにして下さい。
- 明らかに嘘と分かる事（知らない事は知らないと答える方が誠実と判断される）
- 他責（転職理由や仕事で達成出来なかった理由を会社や上司のせいにする）
- 話の盛りすぎ（本当にあなたがやったのですか？という明らかな疑問を持たれる内容の事を言うと本当の実績さえも疑われ始めます）
まとめ
今回は内定を取れる転職の面接対策６選をご紹介しました。
これらの対策を実行していけば今まで面接が苦手であった人や、あるいは面接の合格率が引くかった人は面接の合格率を大きく上げる事が可能になります。是非、がんばって沢山の内定を勝ち取って下さい。
尚、転職面接対策に関する詳細は下記記事に掲載しておりますので是非一緒に読んで下さい。
関連記事：【転職面接】必ず内定が取れる対策と作戦を徹底解説
以上
