転職をする時によくキャリアアップという 言葉が使われます。
例えば
年収を上げる転職をするためにキャリアアップが必要！
転職によりキャリアアップをしましょう！
色々な転職サイトやネット記事でこのキャリアアップという言葉が使われていますが、転職におけるキャリアアップという意味を皆さんは本当に理解出来ているでしょうか？
私は3８歳の時に初めての転職をしてその後40代で3回、50代で1回、合計5回の転職をして還暦を超えた現在上場グループ会社の取締役として自分のキャリアアップを継続して行っています。
この記事はこれから転職活動をする人、転職活動中の方、そして既に転職経験をお持ちの人に向けて、
転職におけるキャリアアップとは本当はどういうことなのか？
そして具体的にどのような方法でこのキャリアアップを行って行けば転職を通じて自分のキャリアを成功させる事が出来るか？
を私の実例を紹介しながら解説します。
転職におけるキャリアとキャリアアップの本当の意味
最初に転職におけるキャリアとキャリアアップの本当の意味を解説します。
結論から言うと転職におけるキャリアとはお金を稼げる、あるいは所属する企業に利益をもたらす事の出来る専門性の事を言います。
そしてキャリアアップとはそのキャリアをアップさせる事を言います。
つまり
キャリアアップとは自分がお金を稼げる専門性を経験により上げて行く事を言います。
更にサラリーマンに当てはめてこのキャリアを定義すると会社に多くの利益を持たらす事が出来るという専門性を持っているとい事です。
具体的に営業であれば売上や利益を上げる専門性、技術であれば付加価値の高い製品を開発して利益を稼ぐ専門性、管理部門であればコストダウンや組織の効率化により利益をもたらす専門性等を言います。
組織的な観点から言えばより大きい組織をマネジメントして大きな人やお金を動かし所属企業の利益を拡大出来る専門性がこれに当たります。
このお金を稼ぐ専門性を上げる事により雇用される企業に対してより高い専門性とスキルによるサービスを提供し企業の業績向上や成長に寄与できます。
そして結果的に転職先の企業でこの寄与と実績が評価され年収とポジションが上がって行くという事です。
これを分かり易くいうと以下のプロセスを経てこのお金を稼ぐ専門性、すなわちキャリアがアップされていきます。
①入社した会社で様々な経験と実績を積みながらこのキャリがアップされる。
②アップしたキャリアで更に利益をもたらすサービスを会社に提供する事により今より高いポジションあるいは高い年収となる。
③そしてその高いポジションで与えられる経験で更に新たなキャリア（お金を稼ぐ専門性）を身に付ける。
④一定期間のキャリアアップが出来たら所属企業では実現できない高いポジションや年収の会社に転職して更に上のポジションと年収を得る。
その後は①～④の繰り返しキャリアをアップさせ最終的に自分の目指すゴール（ポジション、年収）に到達する。
理想的には最初に入社した会社、つまり①の段階でキャリアアップを行い転職と言うリスクは取らずに所属する会社で最終的に自分の目指すゴールにたどり着く事です。
しかし残念ながら終身雇用と年功序列が終焉を迎えようとしている現在では1社で自分のキャリアのゴールまでたどり着くのは長い時間が必要である一方、社内の競争も厳しく難しい時代となっています。
そして30代になると大体の人は既にその会社の中で評価が固まってしまったり、上司や部下との人間関係で閉塞感を抱えている人も多くなってきます。
このような状況に置かれた場合、その会社で働き続ける事は雇用リスクが大きくなるだけでなく、残りの長いサラリーマン人生を我慢ともやもや感を持って働き続けなくてはならないリスクも発生します。
これは定年までのの残り30年この境遇で働き続けなくてはいけないと考えると本当に辛い事だと思います。
そうであるならば一定のリスクが伴いますがいっそ転職を通じて環境を変えてチャンスをつかむ、そして転職と言う自分で選べる選択肢をもって自分でキャリアをアップさせ成功をつかみ取る方がはるかに満足できる人生を送れるというのが私の意見です。
尚、日本の雇用環境の変化とこの転職の必要性については下記の記事で詳しく書いてありますので是非併せて読んでみて下さい。
関連記事：【人生100年】雇用環境の変化と転職の必要性（実例） | 転職の伝説 (biz-legend.com)
私の30代からのキャリアアップ実例と転職成功のコツ：
以上、転職におけるキャリアとキャリアアップの本当の意味を解説しましたが分かりやすいように私のキャリアアップの実例をここでご紹介します。
前述した通り私は38歳の時に最初の転職をして合計5回の転職をした結果現在自分のゴールである取締役といポジションにたどり着けました。
私の具体的なキャリアアップの方法はお金を稼ぐ専門性つまり自分のキャリアを海外事業というカテゴリーにしてこれを転職によりアップさせ自分のゴールまでたどり着きました。
このキャリアアップの実例をまとめたのが以下の表となります。
私のキャリアアップの実例は御覧の通りですが、実際に転職により自分のキャリアップさせるコツは今所属している会社で次に目指すスキルを得られる仕事を経験しながら定期的に転職市場を見て自分が次に目指すポジションが何時出てくるかに対してアンテナを張っておく事です。
つまり、キャリアアップを成功させる為にはスキルを上げながら次のポジションを上手くつかまえる必要があります。
その為には自分のキャリアアップを確認する為に自分のレジメを定期的にアップデートする事。そして定期的に転職エージェントと連絡を取り雇用市場の変化をチェックし希望するポジションの出具合を確認することです。
転職エージェントはあなたがキャリアアップを行い次の転職のチャンスを狙っているという事を理解したら戦略的なパートナーとなってくれます。
また、私が実際に転職で利用し成功に導いてくれた転職エージェントは下記です。ご参考までに紹介致します。
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まとめ
この記事は30代のこれから転職を考えている人、実際に転職活動をしている人、そして既に転職している人向けに転職におけるキャリアアップの本当の意味、そして実際のキャリアアップのやり方を私の実例を使い解説しました。
これから転職を開始する方はもあちろん、既に転職された方も是非参考にして下さい。
尚、実際の30代の転職者の転職活動のやり方や実例を用いた成功する成功方法は下記の記事にまとめましたので併せて読んでみて下さい。
関連記事：
【30代転職】未経験から転職に成功するやり方と考え方を徹底解説
【30代 転職】手遅れではない！ 未経験から転職に成功する方法
以上
