【転職 企業研究】転職リスクの高い会社の タイプ6選

転職のやり方

 転職先を選ぶ時はしっかり企業研究を行い応募先企業を決め、更に内定を入手した後は本当にその会社に入社するかどうかを良く検証して最終的に転職先を決めるのが通常です。

 私も新卒から50歳になるまで合計5回の転職をしましたが、正直ミスマッチや次のキャリアアップに悪い影響を与えた転職も経験しました。

 転職において厄介な事はこれらの事が実際に入社してみるまで分からない事が多いという事です。

 更に、転職先の会社自体は良い会社でも配属された部署、あるいは上司との相性によってもこのミスマッチ等の問題は出てきます。

  転職のリスクは幾つかありますが、 最大のリスクは転職先と自分のミスマッチと短期離職による次への転職の道が難しくなる事です。

 ミスマッチした会社に一旦入社してしまったら次へのキャリアが描けなくなってしまうだけでなく最悪直ぐに次の転職先を探さなければいけない事にもなりかねません。

 こうなってくると転職を通じて幸せをつかむどころか転職したばっかりに人生が変わり不幸になったという事になります。

 この記事はこれらのリスクを避ける為に転職リスクが高いタイプを5つ厳選して解説します。

 転職における企業研究をする際、あるいは実際の選考過程を通じて応募した会社が今回ご紹介する5つのタイプに当てはまらないか良く検証して下さい。

 そしてこれらの転職リスクの高い会社は応募段階、あるいは内定入手後によく検証して入社する事を避けて下さい。

 又、不幸にもこれらの会社に入社してしまった人の為にその対処方法についても最後に解説します。

転職リスクがあり転職してはいけない会社のタイプ5選:

 1)企業理念・起業文化・ケミストリーが合わない会社

  入社する会社の企業文化や企業理念が合わない、良く言われるケミストリーが合わない会社はどんなに年収やその他の条件が良くても入社は避けて下さい。このミスマッチはお互いを破壊的に不幸にします。

  このケミストリーが合うかどうかの確認方法は転職エージェントにその会社の文化を聞いてみたり、ネットの書き込みをチェックする方法がありますが、結局は人間と人間の相性になります。

 よって、その会社を訪問した時に自分が受ける印象や直観が一番正しく判断できる手段の一つになります。つまり、応募した会社に面接や見学で入った時に感じる雰囲気や面接官との会話内容、その考え方が自分の感覚や価値観に合うかどうかを見てみる事です。

 以下は私が実際に経験して結果的に内定を辞退した会社の例です。

①面接官に対して自分としては正しい回答をし ているはずなのに反応が今一つで会話のキャッチボール上が手く出来なかった。(なんだか話が合わないなという感覚を持った)

②面接官の話から感じる仕事の仕方や考え方、そして社員としての在り方について何か自分の中で納得感が得られず違和感を感じた。(いわゆる、それって違うんじゃねー!という感覚)

③会社の中の雰囲気が暗い、働いている人に笑顔が無く溶け込みにくいように感じた。  (こいつら暗いなー!という印象)

 以上のような感覚を感じたら直観的にこの会社は自分の体質にあっていない可能性が高いと思って下さい。

 只、このような会社は恐らく初回の面接で縁が無くなるケースが多いです。仮に面接を重ねて内定をもらってもこの感覚が払しょく出来ない、もしくは自分へのフィット感が感じられない場合はケミストリーが合わないと判断したほうが良いと思います。

 2) 採用時に明確な理由なく現行給与より低い給与を提示する会社:

 私も今経営側に身を置いている者ですが、本当に欲しいと思った候補者は余程その会社の給与テーブルを逸脱した高額でない限り、候補者の希望金額、最悪でも現行給与以上の給与を出して採用します。

 逆に明確な理由もなく現行給与も保証しないのは候補者の評価が低いかそこまでの対価を払ってまで採用しようと思っていないという事です。

  更に重要な事は一度給与を下げてしまうと昇給に時間が必要であり次に転職する時も下がった給与から再スタートとなります。

 他に選択肢がない等の止む負えない場合を除いて少なくとも現行給与かそれ以上の評価をしてくれない会社はその後の事を考慮して入社しない方が良いケースが多いです。ず。

3)中途採用の離職率が高い、中途採用の人が出世していない会社:

 中途採用者の定着率や中途採用の方の役員比率はその会社の中途採用者に対する考え方を如実に表します。

 中途採用の役員が多ければ中途採用者をプロパーと同等に見てチャンスをくれる会社と理解して良いでしょう。又、中途採用の離職率が低い会社も転職者を大事に扱ってくれる会社と考えて良いと思います。

 逆の場合は生え抜き主義で中途採用はあくまで助っ人、もしくは外部の知恵と知識を拝借する為の存在と位置付けている会社の可能性があります。

 余りにも中途採用の離職率が高い、あるいは役員や幹部等に中途採用で活躍しいる人が少ない会社は入社しても活躍出来る土壌がない可能性があり転職で成功場合はこのような会社は避けた方が良いでしょう。

4)年収は高くてもビジネスモデルや業務の仕組みで勝っている会社:

  こうした会社は一見良い会社に見えます。たいてい業界では抜群の競争優位を保っている優良会社が多くその業績も良い為年収も    1,000万円~2,000万円を出す会社もあります。

  しかし問題なのは仕事の中身です。このタイプの会社は社内で厳格なルールとマニュアルがあり時間を細かく刻まれ徹底的に社内システムで管理されるケースが多いです。

 そして個人の裁量は殆どなく優れた歯車になる事が求められます。結果的にその会社だけで通用するスキルがしみつき次の転職が厳しくなるリスクがあると言えます。

5)有名企業だが、やりたい仕事ではない

  有名大学を出て大手企業に在籍した人ほど仕事の内容や将来に向けたキャリアアップでなく会社の名前だけで転職先を決める人が多いです。

 問題なのはその会社で何をするか、その会社の中でどのようなキャリア構築が出来るかが次の転職において重要です。

 勿論、もう転職はしない、その会社で骨を埋めるという考え方でその会社を選択するのも一つの考え方です。

しかし、終身雇用が終焉しようとしている現在、会社だけで就職先を選び長く在籍することによりその会社でしか使えないその会社の歯車になってしまうのは変化の多いこの時代自分にとって大きなリスクとなってきます。

6)いわゆるブラックと呼ばれる企業:

  言わずもがなですがいわゆる世間で言われるブラックと呼ばれている企業です。

 ブラック企業の見分け方は以下の記事で詳しく解説してありますので併せて読んでみてください。

入社前に転職リスクのある会社をチェックして転職リスクを避ける方法

  以上のような会社に入社しないよう事前に確認する方法としては下記の方法があります。

①転職エージェントにその会社の文化や経営方針、過去の離職者の例等を聞いてみる。

②ネットの書き込みをチェックする。オープンハウス、転職会議、エンライトハウス等が良いと思います。

 私も自分の在籍した会社の書き込みをチェックしましたがかなり本当の情報が書かれているなと感じました。ただ匿名の書き込みなので3つのサイトを見て総合的に判断すると良いと思います。

③ネットワークを使い自分のつながりでチェックする。SNS 等で繋がりを作って実際にその会社や業界の人に直接意見を聞くのが一番生の情報を得られるでしょう。

不幸にも転職リスクのある会社に入社してしまった場合の対処方法

 まず、転職エージェントに相談しましょう。

 短期間で再度退職をせざるを得なくなった場合でも退職を会社に申し出る前に転職エージェントに相談し対処方法や再転職する際の市場状況を聞きましょう。

 そして応募する会社を紹介してもらい出来れば在籍したまま転職活動を行い次の転職先の内定をもらうまで至ればベストです。

 もちろん、自分の年齢、職歴、その方の市場でのニーズもありますので今転職すべきかどうかも含め転職エージェントに相談の上方向性を確認してください。

また、私が実際に40代の時の転職で利用し成功に導いてくれた転職エージェントは下記です。ご参考までに紹介致します。

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まとめ

   間違った転職先を選ぶと多大なエネルギーと時間を浪費し、そして場合によっては健康まで害します。必ず事前にチェックしてリスクのある会社は転職先として避けるようにして下さい。

  尚、転職の際に成功する企業研究、転職先を選ぶ方法は下記記事で紹介していますのでこちらの記事も一緒に読んでみて下さい。

関連記事:【転職 企業研究】転職が成功する企業選びのやり方を徹底解説 (11/11 水 投稿予定)                          

                                 以上

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