[30代転職] 転職先に 慣れて成功するための5つのコツ

転職の成功方法

30代で転職される方は初めての転職あるいは転職回数が少ない方が殆どではないかと思います。

そして新しい転職先に本当に慣れるのか、あるいはどれくらいで慣れる事が出来るのかという不安は誰もが持っていると思います。

 しかしながら実際のところこの問題は入社した配属先の上司や新しい職場環境と自分の相性、そして実際に体験する仕事の難易度により変わってくるものであり上手く慣れるかどうか、そして慣れるのにどれだけの期間が必要かは人によって大きく違います。

 私は実際に何十人という中途入社の方を採用して一緒に仕事をしてきましたが直ぐに新しい環境に慣れる転職者もいればそうでない転職者もいます。

 つまり転職先に慣れるかどうかは転職者と配属される会社の環境の相性による要素が大きいという事が改めて言えると思います。

 しかしながら転職を決意して新しい会社に 一旦入社した以上後戻りは出来ないため、必ずその会社に早く慣れて活躍して転職を成功させなければいけません。

 私は過去全く違う規模や業種の違う会社に5回転職し、それぞれの会社に新人として溶け込みチームの一員として認められてきました。

 現在は逆に採用側企業として中途入社の方を採用する立場として採用した転職者が上手く会社に慣れるよう指導もしています。

 今回の記事は私が転職者として経験して培ってきた転職先に早く慣れるコツと採用者として転職者を指導している経験を踏まえて30代の転職者が転職先に早く慣れて必ず成功する下記 5つのコツを紹介します。

 30代の転職者は会社においても即戦力と期待され責任も20代の転職者と比べて大きくなります。

  是非今回ご紹介する転職先に慣れて成功するコツを参考にして30代の転職を成功させて下さい。

  1. 3か月は試用期間と捉え成果を出す事を焦らずまず周りの信頼を勝ち得る事

2. 最初に直属の上司と良く話し合い仕事の進め方とゴールを確認する事

3. 同じチームの人には自分から進んでコミュニケーションを取り信頼を得る事

4. 関係部署にも自分から挨拶に行きこれから貢献したいという姿勢を見せる事

5. 最初の3か月間は徹底的に分からない事を確認し聞ける人を作り良好な関係を築いておく事

転職先に慣れて成功する5つのコツ

1.3か月は試用期間と捉え成果を出す事を焦らずまず周りの信頼を勝ち得る事。

 30代の転職は20代や第二新卒の転職と違い前職の実績と即戦力を買われ採用されるケースが多く場合によってはチームを率いたりする管理職としての職務も求められます。

 このように30代で転職をすると経験者として期待される為に早く仕事の成果や結果を出したいという気持ちになりますが、最初に認識すべきことは、転職者を受け入れる企業側は通常3か月間は試用期間として転職者に仕事に慣れて業務を覚えてもらう為に猶予期間を設けてあるという事です。

 企業側はこの期間は仕事での成果は基本的に期待せず転職者にまず新しく入社した社員としてその会社の業務やルールは勿論組織、関連部署との人のつながり、そして暗黙の仕事ルールや会社が大事にすることを理解してもらう期間と位置付けています。

 そしてこれらの事を覚えて正式な業務をスタート出来る体制を築ける事が出来れば転職先に上手く溶け込んで転職先で同じチームメンバーとして認められます。

この3か月の試用期間中に一番気を付けないといけない事はその会社の仕事のやり方や評価方法が分かっていない段階で早く評価してもらいたい、早く認められたいというあせりから前職のやり方や自己流のやり方で早く結果を出そうとしてしまう事です。

 転職先の上司や社員はその転職者とは初対面になる為最初はどんな人物なのか?とある意味不安を持って転職者を見ています。

 そして転職者のライバルにあたる同僚の社員や関連部署のプロパー社員はお手並み拝見という冷めた目で最初は転職者を見ていると思って下さい。

 この環境の中、仮に転職者が転職先の事を理解しないままあせって色々な業務を行い転職先が評価する方向性や求めるやり方でその業務がが出来なった場合新しい環境への適応性がないあるいは能力や柔軟性がないと第一印象の段階から評価を下げる危険性があります。

 よって、この3か月の猶予期間で転職先に慣れて成功する為に一番大事な事は成果を出す事でなく転職先の会社に貢献したいという姿勢を上司をはじめ周りの人に積極的に示し、会社の仕事のやり方、大事にすること(価値観)を素直に学ぶ姿勢を前面に出し実際に学ぶ事です。

 大事な事は早く認められる為には能力や実績をアピールする事でなくまず人間として信頼できる人と転職先に認められることです。

 入社後は謙虚にこの貢献する姿勢を前面に出し教えを乞う形で仕事を進めれば上司や周りの人からは素直で会社に溶け込もうと努力している人として信頼を勝ち取れます。

 逆に人間としての信頼を得る事が出来れば最初は成果が出なくても逆に周りが新しいチームの一員として手助けしてくれる事も出てきて来ます。

 繰り返しますが最初の3か月は焦らず、貢献と学びの姿勢を前面に出し仕事を必死で覚える姿勢を周りに見せる事が成功へコツです。

 尚、一つ注意点として会社により(特に時間的に余裕がなく超即戦力を求める傾向が強い会社は)このの試用期間を3か月より短く設定する会社もありますのでその場合は最初に直属の上司や人事部にこの試用期間がどのくらいかを必ず確認して下さい。

2. 最初に直属の上司と良く話し合い仕事の進め方とゴールを確認する事。

入社すると直属の上司から仕事の内容や会社全般の事を最初に説明を受けます。

実はこの直属の上司と良好な関係を築き高い評価を得る事は転職先で成功する為に最も大事な事の一つです。

なぜ転職者がこの関係作りが大切になってくるかというと、転職先は転職者の事を誰も知らないという事です。 当たり前に聞こえるかもしれませんが。前職の会社であればある一定の在籍期間があり転職者を評価する際に過去の実績が評価に加算されたり、所属する部署以外の上長にも自分を評価してくれる社員がいたかもしれませんが転職先は誰も転職者を評価する人がおらず直属の上司の評価=会社の評価になるという事です。

 この転職先の上司との関係を築くためには最初が肝心であるという事とこまめに宜報連相を行い直属の上司に自分のパフォーマンスが正しいか方向で進んでいるか確認して行く事です。

 そして転職者が成功する為に最初に上司と確認してフォローして行くべき事は下記になります。

  • 担当業務と責任範囲そしてゴール(短期、長期目標)
  • 所属するチームの会社の中のミッション
  • 上司の目標と大事にすること(上司がその上の上司に評価される事)
  • 会社の経営方針とその中でのチームの役割
  • 関連部署とチームの役割関係、関連部署のキーマン
  • 会社の中の暗黙のルールや指針
  • 報連相の仕方(どのような方法でどのような頻度で行うか)

 上記の事を最初に上司と良くすりあわせをして自分の業務をしっかり実行していくことと 自分のパフォーマンスやり方が上司の考え方や評価軸からずれていないか報連相を頻繁に行いながら上司と確認して行く事です。

3. 同じチームの人には自分から進んでコミュニケーションを取り信頼を得る事。

 同じチームの人とも謙虚さとチームに貢献したいという姿勢を前面に出して自分からコミュニケーションをとり自分を信頼してもらうと共に日々の業務をどう進めていくかのすり合わせを最初に行いましょう。

 基本的にはチームの仲間として受け入れらますが、30代で転職した場合ある程度経験がありライバル関係になる人もチームの中にはいます。この人たちもお手並み拝見として見ていますのでその点は留意の上良好な関係を築きましょう。

 尚、良好な関係を築くためには仕事についての話をするのは勿論ですが趣味やプライべートの事など支障のない範囲で共有すると早くそのチームに溶け込みやすくなるのは言うまでもありません。

4. 関係部署にも自分から挨拶に行きこれから貢献したいという姿勢を見せる事

関係部署にも積極的に自分から挨拶にいきましょう。上司に担当者やキーマンを教えてもらい自分からその部署に行って挨拶と今後具体的にどのような業務を行うかの話もして下さい。

関係部署の方も今度どのような転職者が入社したかは注目しており特に担当者となる人は転職者がどういう人かわからず不安や心配を感じている事もあります。

 まず自分から挨拶に行き貢献する姿勢を見せましょう。関係部署の担当者やキーマンに良い第一印象を与えて良い関係を築くと仲間として迎えられ逆に自分の仕事をサポートしてもらえる体制を作る事が出来ます。

大事な事は自分から挨拶してその部署への貢献の姿勢を前面に出して実際に実行して行く事です。

5. 最初の3か月間は徹底的に分からない事を確認し聞ける人を作り良好な関係を築いておく事

直属の上司やチームメンバーそして関係部署との信頼関係を構築したら最初の試用期間の 3か月間は徹底的に分からない事を聞いて確認して下さい。

そして3か月後も必ず分からない事はでてきますので聞ける体制と相手を必ず作っておきましょう。

まとめ

 30代の転職者は中堅社員やチームリーダーとして転職先に採用されるケースが多く即戦力も期待されます。

 しかしあせって新しい環境への入り方を失敗してしまうとその後のリカバリーが難しくなるばかりか場合によっては最初から信頼を失いその後転職先で活躍する事が難しくなる事さえあります。

 今回ご紹介した5つのコツを読んでビジネスにおいては常識的な事ばかりだと思った方もいたと思います。しかしながら現実は30代の方はまだ転職の経験が少ない一方中堅社員として即戦力を期待される為新しい環境や雰囲気にのまれてこの5つをコツを実際に実行出来ず失敗する方を沢山見かけます。

 そうならない為にもこれから転職する30代の方は今回紹介したコツを良く理解の上必ず実行して転職を成功に導いて下さい。

尚、会社のタイプ別に転職先で成功する為方法も下記関連記事で投稿してありますので是非併せて読んでみて下さい。

/https://biz-legend.com/successinmidsizecompany/ 中小企業への転職を 成功させる4つの秘訣

/https://biz-legend.com/ventchresuccess/ ベンチャー企業への転職で成功する為の 5つのポイント

/https://biz-legend.com/fundcompanysuccess5/ ファンド投資先企業に転職する際注意する5つのポイント

                               

                                 以上

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